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  • 昭和52年度|
  • (別掲)特に記述を必要と認めた団体の団体別の決算(第1章 第7節 第4関係の分)

日本原子力船開発事業団


(25) 日本原子力船開発事業団

 この事業団は、原子力船の開発を行い、わが国における原子力の利用の促進並びに造船及び海運の発達に寄与することを目的として設置されているもので、52事業年度末現在の資本金は134億4988万円(うち国の出資123億7200万円)となっている。
 52事業年度の収入支出決算についてみると、収入では収入決定済額22億3674万余円、支出では、支出決定済額17億2671万余円、翌事業年度繰越額3億9915万余円、不用額5億5422万余円となっている。不用額の主なものは、乗員養成訓練及び運航費(支出予算現額4億3097万余円)の3億1157万余円である。
 なお、52事業年度における損益についてみると、国庫補助金等の収益10億6084万余円、一般管理費等の費用15億1698万余円で、4億5613万余円の損失を生じており、前事業年度からの繰越欠損金と合わせ25億4593万余円が翌事業年度へ繰り越されている。