会計名 | 国立学校特別会計 | ||||
部局等の名称 | 筑波大学 | ||||
不正行為期間 | 昭和52年1月〜55年3月 | ||||
損害物品の種別 | X線フィルム現像用定着廃液 | 20,950l | 評価額 | 6,900,379円 | }計 7,086,579円 |
X線写損フィルム | 210kg | 評価額 | 186,200円 | ||
損害額 | 7,006,279円 |
本件は、上記部局の病院部管理課用度第3係長文部事務官上野某が、分任物品管理官の補助者として不用物品の管理事務に、また、契約担当官代行機関の補助者として不用物品の売払いに関する事務に従事中、同大学附属病院で使用済みとなり不用物品として売払処分することとなる保管中の上記物品(評価額7,086,579円)を正規の売払手続によらないで廃液処理業者に売り渡す方法により領得し、同人は廃液処理業者から代金6,323,300円を受け取っていた。しかして、本件売渡物品には、廃棄処理に80,300円を要する廃棄物品である現像廃液7,940lが含まれているので、損害額は結局7,006,279円(評価額)となるものである。
なお、本件損害額については、昭和55年10月末までに、548,375円が同人から返納されている。