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  • 昭和58年度|
  • 第4章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

国有林野事業特別会計


(23) 農林水産省所管 国有林野事業特別会計

 この特別会計は、国の所有に属する森林原野の管理経営の事業を企業的に運営し、その健全な発達に資することを目的として、その経理を一般会計と区分して行うため設置されているもので、国有林野事業及び治山の2勘定に区分して経理されている。
 同特別会計の各勘定別の58年度の歳入歳出決算、損益等、借入金及び主な業務実績は次のとおりである。

(国有林野事業勘定)

1 歳入歳出決算

  区  分 58年度 (57年度)
(歳入)
 徴収決定済額 千円
492,865,047
千円
 471,516,162
 収納済歳入額 490,181,490  468,604,480
 不納欠損額  1,261
 収納未済歳入額 2,683,557  2,910,421
(歳出)
 歳出予算現額 525,049,615  521,814,806
 支出済歳出額 476,281,829  464,982,092
 翌年度繰越額 12,278,711  10,808,076
 不用額 36,489,073  46,024,637

 翌年度繰越額はすべて国有林野事業費(歳出予算現額5220億3522万余円)の分であり、不用額の主なものは国有林野事業費の334億8907万余円である。

2 損益等

  区  分 58年度 (57年度)
 利益
 (うち売上高)
千円
266,557,790
(215,072,216)
千円
 284,659,236
 (226,755,905)
 損失
 (うち経営費)
(注)
336,463,332
(181,006,261)
 390,647,830
(183,799,670)
 損失金 69,905,542  105,988,593
 前年度繰越損失金 446,876,190  340,887,596
 翌年度繰越損失金 516,781,732  446,876,190

(注)  造林事業に要した借入金に係る利子(58年度決算額42,934,469千円)については、58年度から費用に計上する方式から立木の取得原価に算入する方式に変更した。

3 借入金

  区  分 58年度末 (57年度末)

 借入金現在額
 (資金運用部資金)
千円
950,846,292
千円
 765,371,320

4 主な業務実績

  区  分 58年度 (57年度)
 立木売払い 6,897千m3  7,484千m3

 製品売払い

5,343千m3  5,222千m3
 苗木の新植  30千ha  35千ha

 林道新設

 874km  904km

(治山勘定)

1 歳入歳出決算

  区  分 58年度 (57年度)
(歳入)

 徴収決定済額
千円
151,965,274
千円
 158,375,605
 収納済歳入額 151,965,274  158,375,605
(歳出)
 歳出予算現額 152,080,436  158,858,718
 支出済歳出額 151,910,948  158,334,481
 翌年度繰越額 98,680  478,254
 不用額 70,807  45,982

2 主な業務実績

  区  分 58年度 (57年度)
 直轄治山事業 1千箇所  1千箇所
 治山事業に対する補助  10千箇所  10千箇所