国債整理基金特別会計

（７）　大蔵省所管　国債整理基金特別会計

　この特別会計は、一般会計及び特別会計からの繰入資金等による国債、借入金等の償還及び利子等の支払に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
　同特別会計の６２年度の歳入歳出決算、国債等の償還並びに国債等の利子及び割引料の支払は次のとおりである。

１　歳入歳出決算
区分	62年度	(61年度)
(歳入)
徴収決定済額	千円 46,448,713,549	千円 37,777,613,666
収納済歳入額	46,448,713,549	37,777,613,666
(歳出)
歳出予算現額	44,308,163,181	35,879,448,040
支出済歳出額	39,652,766,431	33,623,171,842
翌年度繰越額	4,484,850,483	1,959,019,749
不用額	170,546,266	297,256,449
翌年度繰越額及び不用額はすべて国債整理基金支出（歳出予算現額43兆8501億6318万余円）の分である。　なお、上記収納済歳入額のうちには、この特別会計所属の日本電信電話株式会社の株式（8,450千株）の一部売払い（1,950千株）に係る収入4兆9725億円が含まれている。
２　国債等の償還
区分	62年度	(61年度)
国債	千円 20,818,900,182	千円 15,445,295,057
借入金	7,963,863,987	7,514,866,286
短期証券	1,472,000,000	1,339,000,000
３　国債等の利子及び割引料の支払
区分	62年度	(61年度)
国債利子等	千円 9,593,094,550	千円 9,515,294,926
借入金利子	1,437,602,124	1,239,074,071
短期証券割引料	469,890,860	530,661,921