この特別会計は、国が行う登記に関する事務その他の登記所に係る事務の遂行に資するとともに、その経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
同特別会計の11年度の歳入歳出決算及び主な業務実績は次のとおりである。
1 歳入歳出決算
区分 | 11年度 | (10年度) |
千円 | 千円 | |
(歳入) | ||
徴収決定済額 | 187,969,864 | 196,897,961 |
収納済歳入額 | 187,960,379 | 196,866,705 |
不納欠損額 | 4,717 | 683 |
収納未済歳入額 | 4,767 | 30,572 |
(歳出) | ||
歳出予算現額 | 193,518,507 | 193,628,951 |
支出済歳出額 | 181,457,623 | 185,965,805 |
翌年度繰越額 | 394,306 | 608,552 |
不用額 | 11,666,577 | 7,054,592 |
不用額の主なものは、事務取扱費(歳出予算現額1820億1978万余円)の94億3409万余円及び施設整備費(同107億0271万余円)の14億9316万余円である。
2 主な業務実績
区分 | 11年度 | (10年度) |
登記申請等取扱件数 | 20,762千件 | 20,996千件 |
登記簿謄本交付等件数 | 399,042千件 | 406,105千件 |
なお、この特別会計について検査した結果、「第3章 個別の検査結果」に「無停電電源装置の賃借料の支払を装置の設置期間等を考慮した適切なものにするよう改善させたもの」 を掲記した。