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  • 平成12年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

港湾整備特別会計


(35) 国土交通省所管 港湾整備特別会計

 この特別会計は、国が施行する港湾整備事業に関する経理及び港湾管理者が施行する港湾整備事業に対する負担金又は補助金の交付等に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
 同特別会計は、港湾整備及び特定港湾施設工事の2勘定に区分して経理されており、その勘定別の12年度の歳入歳出決算及び主な業務実績は次のとおりである。

(港湾整備勘定)

1 歳入歳出決算

  区分 12年度 (11年度)
千円 千円
(歳入)
 徴収決定済額 588,065,126 592,524,973
 収納済歳入額 588,064,984 592,217,495
 収納未済歳入額 141 307,478
(歳出)
 歳出予算現額 648,024,384 675,248,171
 支出済歳出額 539,849,400 562,323,224
 翌年度繰越額 104,421,480 110,091,236
 不用額 3,753,503 2,833,710

 翌年度繰越額の主なものは、港湾事業費(歳出予算現額4160億8274万余円)の774億3381万余円、離島港湾事業費(同524億7486万余円)の96億1629万余円及び沖縄港湾事業費(同423億4101万余円)の79億8554万余円である。

2 主な業務実績

  区分 12年度 (11年度)
(直轄事業)
 港湾の整備 130港 132港
 航路の整備 16航路 16航路
(補助事業)
 港湾の整備 407港 432港

(特定港湾施設工事勘定)

 この勘定は、企業の合理化に資するために必要な港湾施設の工事に要する費用の一部を受益を受ける事業者に負担させ、国が施行する工事等に関する経理を行うものである。

1 歳入歳出決算

  区分 12年度 (11年度)
千円 千円
(歳入)
 徴収決定済額 16,487,671 21,744,303
 収納済歳入額 16,487,671 21,744,303
(歳出)
 歳出予算現額 19,524,688 22,879,691
 支出済歳出額 15,537,948 19,870,095
 翌年度繰越額 3,787,000 2,899,500
 不用額 199,739 110,095

2 主な業務実績

  区分 12年度 (11年度)
(直轄事業)
 エネルギー港湾施設の整備 5港 4港

 なお、この特別会計について検査した結果、「第3章 個別の検査結果」に「防波堤等の築造工事における鉄筋加工組立費の積算を適切なものとするよう改善させたもの」 及び「岸壁等の築造工事における基礎部の設計を経済的なものとするよう改善させたもの」 を掲記した。