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  • 平成13年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

造幣局特別会計


(6) 財務省所管 造幣局特別会計

 この特別会計は、貨幣、章はい、記章、極印、合金及び金属工芸品の製造、記念貨幣等の販売、貴金属の精製及び品位の証明等の事業を企業的に運営し、その健全な発達に資することを目的として、その経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
 同特別会計の13年度の歳入歳出決算、損益及び主な業務実績は次のとおりである。

1 歳入歳出決算

区分 13年度 (12年度)
  千円 千円
(歳入)    
 徴収決定済額 26,405,389 25,501,270
 収納済歳入額 26,399,993 25,501,270
 収納未済歳入額 5,396
(歳出)    
 歳出予算現額 30,433,220 32,674,892
 支出済歳出額 25,613,294 25,655,781
 翌年度繰越額 1,843,992 1,196,392
 不用額 2,975,933 5,822,719

2 損益

区分 13年度 (12年度)
  千円 千円
利益 29,601,724 26,186,043
(うち事業運営収入) (29,452,224) (26,172,351)
損失 29,457,433 26,175,535
(うち材料費) (8,914,151) (6,732,750)
利益金 144,291 10,508
前年度繰越利益金 85,441 74,933
翌年度繰越利益金 229,733 85,441

3 主な業務実績

区分 13年度 (12年度)
貨幣の製造 1,240,000千枚 1,280,000千枚
勲章、褒章の製造 23千個 21千個
金属工芸品の製造 73千個 131千個
記念貨幣等の販売 1,137千セット 1,094千セット

 なお、この特別会計には、政府の発行に係る貨幣の引換え又は回収に充てるために貨幣回収準備資金が置かれ、歳入歳出外として経理されているが、造幣局特別会計法(昭和25年法律第63号)第19条の2の規定に基づき、13年度末における資金の額9507億9117万余円のうち451億1320万余円は同年度の一般会計歳入に繰り入れられている。
 なお、この特別会計について検査した結果、「第4章 特定検査対象に関する検査状況」に「特別会計の決算分析について」 を掲記した。