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  • 平成13年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第7 政府関係機関及びその他の団体|
  • 2 国が資本金の2分の1以上を出資している法人の決算|
  • (3) 独立行政法人の決算

独立行政法人食品総合研究所


(22) 独立行政法人食品総合研究所

 この独立行政法人は、食料に係る資源の利用並びに食品の加工及び流通に関する試験及び研究等を行うことにより、食品の利用、加工及び流通に関する技術の向上に寄与することを目的として設置されているものである。その資本金は13事業年度末現在で89億9790万余円(全額国の出資)となっている。
 同法人の13事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。
 なお、同法人は、13年4月1日、独立行政法人食品総合研究所法(平成11年法律第196号)附則第5条の規定により国が有する権利及び義務のうち農林水産省の食品総合研究所に関する権利及び義務を承継して設立されたものである。

1 貸借対照表

区分 13事業年度末  
  千円  
資産 10,594,984  
(うち建物) (4,881,997)  
(うち土地) (2,390,000)  
負債 1,743,470  
(うち未払金) (306,546)  
(うち資産見返負債) (1,215,496)  
資本 8,851,513  
(うち資本金) (8,997,903)  

(うち資本剰余金)
(注)
(△484,484)
 
 損益外減価償却累計額△480,606千円及び損益外固定資産除売却差額△4,557千円が含まれている。

2 損益計算書

区分 13事業年度  
  千円  
 経常費用 3,440,928  
 (うち研究業務費) (3,012,923)  
 経常収益 3,484,702  
 (うち運営費交付金収益) (2,158,118)  
 (うち受託収入) (965,075)  
 経常利益 43,774  
 臨時損失 366,381  
 臨時利益 660,701  
 当期総利益 338,094  
(利益の処分)    
 積立金 338,094  

3 主な業務実績

食品の機能性の解明と利用技術の開発
食品の安全性確保・品質保証技術の開発
食品の表示制度に対応した分析技術の高度化
食品の利用、製造技術の高度化
微生物・酵素利用の高度化
基礎的・基盤的研究の推進

 なお、この法人について検査した結果、「第3章 個別の検査結果」に「独立行政法人の会計経理について、資産及び費用等の認識・計上処理を適切に行い、正確な財務諸表等の作成を期するよう是正改善の処置を要求したもの」 を、「第4章 特定検査対象に関する検査状況」に「独立行政法人の政府受託事業に係る経理について」 を掲記した。