両会社は、地域電気通信事業を経営することを目的として設置されているものである。両会社の資本金は18事業年度末現在で東日本電信電話株式会社3350億円、西日本電信電話株式会社3120億円(両会社とも全額日本電信電話株式会社の出資)となっている。
両会社の18事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。
なお、会社法(平成17年法律第86号)が18年5月1日に施行されたことに伴い、18事業年度から両会社の財務諸表の表示方法の一部が変更されたため、18事業年度の額と17営業年度の額とを対比できないものがある。
(ア) 貸借対照表
区分
|
18事業年度末
|
(17営業年度末)
|
||
千円
|
千円
|
|||
資産
|
3,949,969,514
|
資産
|
4,024,566,651
|
|
(うち機械設備)
|
(546,813,777)
|
(うち機械設備)
|
(556,601,885)
|
|
(うち市内線路設備)
|
(723,184,339)
|
(うち市内線路設備)
|
(684,119,672)
|
|
(うち土木設備)
|
(704,138,427)
|
(うち土木設備)
|
(735,027,869)
|
|
負債
|
1,961,405,581
|
負債
|
2,083,550,304
|
|
(うち関係会社長期借入金)
|
(577,567,633)
|
(うち関係会社長期借入金)
|
(777,785,524)
|
|
純資産
|
1,988,563,933
|
資本
|
1,941,016,347
|
|
(うち資本金)
|
(335,000,000)
|
(うち資本金)
|
(335,000,000)
|
|
(うち資本準備金)
|
(1,499,726,749)
|
(うち資本準備金)
|
(1,499,726,749)
|
(イ) 損益計算書
区分
|
18事業年度
|
(17営業年度)
|
||
千円
|
千円
|
|||
経常収益
|
2,131,842,460
|
経常収益
|
2,188,602,983
|
|
(うち電気通信事業営業収益)
|
(1,907,832,571)
|
(うち電気通信事業営業収益)
|
(1,967,812,661)
|
|
(うち附帯事業営業収益)
|
(153,562,765)
|
(うち附帯事業営業収益)
|
(157,520,591)
|
|
経常費用
|
2,041,475,638
|
経常費用
|
2,104,390,281
|
|
(うち電気通信事業営業費用)
|
(1,846,447,194)
|
(うち電気通信事業営業費用)
|
(1,898,156,652)
|
|
(うち附帯事業営業費用)
|
(155,037,065)
|
(うち附帯事業営業費用)
|
(161,227,837)
|
|
経常利益
|
90,366,821
|
経常利益
|
84,212,701
|
|
特別利益
|
49,765,738
|
特別利益
|
2,442,157
|
|
法人税、住民税及び事業税
|
△9,263,061
|
法人税、住民税及び事業税
|
31,411,998
|
|
法人税等調整額
|
65,077,214
|
法人税等調整額
|
3,989,492
|
|
当期純利益
|
84,318,407
|
当期純利益
|
51,253,368
|
|
前期繰越利益
|
50,008,141
|
|||
(繰越利益剰余金の変動)
|
当期未処分利益
|
101,261,510
|
||
繰越利益剰余金(前期末残高)
|
101,261,510
|
(利益の処分)
|
||
剰余金の配当(注)
|
△33,500,000
|
配当金
|
33,500,000
|
|
役員賞与金(注)
|
△55,582
|
役員賞与金
|
55,582
|
|
当期純利益
|
84,318,407
|
翌営業年度へ繰越
|
67,705,927
|
|
(変動額合計)
|
50,762,824
|
|||
繰越利益剰余金(当期末残高)
|
152,024,334
|
なお、特別利益はすべて土地等の売却に伴う固定資産売却益である。
(ウ) 主な業務実績
区分
|
18事業年度
|
(17営業年度)
|
年度末一般加入電話数
|
21,362千加入
|
23,072千加入
|
年度末公衆電話機数
|
172千個
|
187千個
|
年間電報発信通数
|
8,845千通
|
9,574千通
|
年度末一般専用サービス回線数
|
192千回線
|
215千回線
|
年度末総合ディジタル通信サービス回線数
|
3,726千回線
|
4,111千回線
|
年度末FTTH(注1)
アクセスサービス契約数
|
3,398千契約
|
1,888千契約
|
年度末DSL(注2)
アクセスサービス契約数
|
2,782千契約
|
3,000千契約
|
FTTH(Fiber To The Home) 各家庭まで光ファイバケーブルを敷設すること
|
|
DSL(Digital Subscriber Line) メタリックケーブルを利用して高速デジタルデータ伝送を可能とする方式の総称
|
なお、この会社について検査した結果、「第3章 個別の検査結果」に「管理対象電柱について、点検方針等の周知徹底を図るとともに、点検の進ちょく管理等のチェック体制を整備することなどにより、適切に点検を行うよう改善させたもの」 及び「加入者宅内で行う通信設備工事等の実施に当たり、実績の確認や費用の請求を適切に行うなど実施体制を整備するよう改善させたもの」 を掲記した。
(ア) 貸借対照表
区分
|
18事業年度末
|
(17営業年度末)
|
||
千円
|
千円
|
|||
資産
|
3,871,023,107
|
資産
|
3,981,828,135
|
|
(うち機械設備)
|
(602,347,236)
|
(うち機械設備)
|
(606,429,535)
|
|
(うち市内線路設備)
|
(838,649,825)
|
(うち市内線路設備)
|
(829,435,738)
|
|
(うち土木設備)
|
(618,545,616)
|
(うち土木設備)
|
(631,497,127)
|
|
負債
|
2,321,431,958
|
負債
|
2,429,264,754
|
|
(うち関係会社長期借入金)
|
(1,074,757,174)
|
(うち関係会社長期借入金)
|
(1,058,132,916)
|
|
純資産
|
1,549,591,148
|
資本
|
1,552,563,380
|
|
(うち資本金)
|
(312,000,000)
|
(うち資本金)
|
(312,000,000)
|
|
(うち資本準備金)
|
(1,170,054,015)
|
(うち資本準備金)
|
(1,170,054,015)
|
(イ) 損益計算書
区分
|
18事業年度
|
(17営業年度)
|
||
千円
|
千円
|
|||
経常収益
|
2,028,372,333
|
経常収益
|
2,096,260,289
|
|
(うち電気通信事業営業収益)
|
(1,795,202,165)
|
(うち電気通信事業営業収益)
|
(1,860,339,052)
|
|
(うち附帯事業営業収益)
|
(156,313,711)
|
(うち附帯事業営業収益)
|
(169,287,535)
|
|
経常費用
|
1,974,360,721
|
経常費用
|
2,039,759,666
|
|
(うち電気通信事業営業費用)
|
(1,770,819,704)
|
(うち電気通信事業営業費用)
|
(1,823,115,741)
|
|
(うち附帯事業営業費用)
|
(160,212,666)
|
(うち附帯事業営業費用)
|
(174,470,620)
|
|
経常利益
|
54,011,611
|
経常利益
|
56,500,622
|
|
特別利益
|
46,820,135
|
特別利益
|
18,188,805
|
|
特別損失
|
13,127,553
|
法人税、住民税及び事業税
|
10,534,988
|
|
法人税、住民税及び事業税
|
△26,417,292
|
法人税等調整額
|
31,456,892
|
|
法人税等調整額
|
85,787,737
|
当期純利益
|
32,697,547
|
|
当期純利益
|
28,333,747
|
前期繰越利益
|
37,415,226
|
|
当期未処分利益
|
70,112,774
|
|||
(繰越利益剰余金の変動)
|
(利益の処分)
|
|||
繰越利益剰余金(前期末残高)
|
70,112,774
|
配当金
|
31,200,000
|
|
剰余金の配当(注)
|
△31,200,000
|
役員賞与金
|
55,000
|
|
役員賞与金(注)
|
△55,000
|
翌営業年度へ繰越
|
38,857,774
|
|
当期純利益
|
28,333,747
|
|||
(変動額合計)
|
△2,921,252
|
|||
繰越利益剰余金(当期末残高)
|
67,191,521
|
なお、特別利益はすべて土地等の売却に伴う固定資産売却益であり、特別損失はすべて関係会社株式等評価損である。
(ウ) 主な業務実績
区分
|
18事業年度
|
(17営業年度)
|
年度末一般加入電話数
|
21,922千加入
|
23,772千加入
|
年度末公衆電話機数
|
188千個
|
205千個
|
年間電報発信通数
|
9,763千通
|
10,681千通
|
年度末一般専用サービス回線数
|
188千回線
|
204千回線
|
年度末総合ディジタル通信サービス回線数
|
3,425千回線
|
3,748千回線
|
年度末FTTH(注1)
アクセスサービス契約数
|
2,674千契約
|
1,527千契約
|
年度末DSL(注2)
アクセスサービス契約数
|
2,540千契約
|
2,681千契約
|
FTTH(Fiber To The Home) 各家庭まで光ファイバケーブルを敷設すること
|
|
DSL(Digital Subscriber Line) メタリックケーブルを利用して高速デジタルデータ伝送を可能とする方式の総称
|
なお、この会社について検査した結果、「第3章 個別の検査結果」に「管理対象電柱について、点検方針等の周知徹底を図るとともに、点検の進ちょく管理等のチェック体制を整備することなどにより、適切に点検を行うよう改善させたもの」 及び「加入者宅内で行う通信設備工事等の実施に当たり、実績の確認や費用の請求を適切に行うなど実施体制を整備するよう改善させたもの」 を掲記した。