この独立行政法人は、国際文化交流事業を総合的かつ効率的に行うことにより、我が国に対する諸外国の理解を深め、国際相互理解を増進し、及び文化その他の分野において世界に貢献し、もって良好な国際環境の整備並びに我が国の調和ある対外関係の維持及び発展に寄与することを目的として設置されているものである。その資本金は19事業年度末現在で1129億7085万余円(全額国の出資)となっている。
同法人の19事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。
(ア) 貸借対照表
区分
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19事業年度末
千円
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(18事業年度末)
千円
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資産
(うち投資有価証券)
(うち建物)
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112,414,918
(82,447,669)
(10,257,579)
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114,844,037
(85,191,245)
(10,732,253)
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負債
(うち未払金)
(うち資産見返運営費交付金)
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2,261,116
(878,407)
(765,040)
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2,533,508
(1,638,900)
(789,512)
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純資産(注1)
(うち資本金)
(うち資本剰余金)
(うち利益剰余金)
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110,153,802
(112,970,859)
(△2,297,514)(注2)
(△507,970)
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112,310,528
(112,970,859)
(△1,726,453)
(1,066,123)
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(イ) 損益計算書
区分
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19事業年度
千円
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(18事業年度)
千円
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経常費用
(うち在外事業費)
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17,816,129
(4,085,306)
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17,482,251
(3,233,836)
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経常収益
(うち運営費交付金収益)
(うち運用収益)
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16,539,829
(12,587,326)
(2,105,373)
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16,552,311
(13,348,862)
(2,026,580)
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経常損失
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1,276,300
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929,940
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臨時損失
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2,275
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−
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臨時利益
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2,275
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−
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当期純損失
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1,276,300
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929,940
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前中期目標期間繰越積立金取崩額
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768,329
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−
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承継積立金取崩額
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−
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1,150,007
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当期総利益(△当期総損失)
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△507,970
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220,066
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(利益の処分又は損失の処理)
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(当期未処分利益又は当期未処理損失)
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当期総利益(△当期総損失)
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△507,970
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220,066
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(積立金振替額)
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承継積立金
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−
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257,209
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(利益処分額又は損失処理額)
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積立金
|
−
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477,276
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次期繰越欠損金
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507,970
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−
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(ウ) 主な業務実績
区分
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19事業年度
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(18事業年度)
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文化芸術交流事業
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海外展
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167件
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165件
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海外日本語事業
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日本語教育専門家派遣
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112件
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134件
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海外日本研究・知的交流事業
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知的交流会議
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83件
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86件
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なお、この法人について検査した結果、「第3章 個別の検査結果」に「日米センター助成事業における助成金の額の確定に当たり、助成対象額の審査が適切でなかったため、助成金の交付が不当と認められるもの 」を、「第4章 国会及び内閣に対する報告並びに国会からの検査要請事項に関する報告等」に「国及び国が資本金の2分の1以上を出資している法人における談合等に係る違約金条項の導入状況等について 」及び「独立行政法人の業務、財務、入札、契約の状況について 」を掲記した。