この独立行政法人は、芸術家及び芸術に関する団体が行う芸術の創造又は普及を図るための活動その他の文化の振興又は普及を図るための活動に対する援助を行い、あわせて、我が国古来の伝統的な芸能の公開、伝承者の養成、調査研究等を行い、その保存及び振興を図るとともに、我が国における現代の舞台芸術の公演、実演家等の研修、調査研究等を行い、その振興及び普及を図り、もって芸術その他の文化の向上に寄与することを目的として設置されているものである。その資本金は19事業年度末現在で2468億1912万余円(全額国の出資)となっている。
同法人の19事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。
(ア) 貸借対照表
区分
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19事業年度末
千円
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(18事業年度末)
千円
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資産
(うち土地)
(うち投資有価証券)
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246,949,552
(101,444,285)
(62,495,801)
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249,157,316
(101,008,389)
(64,365,373)
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負債
(うち運営費交付金債務)
(うち未払金)
(うち資産見返負債)
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5,436,004
(−)
(1,722,988)
(2,843,373)
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5,199,706
(498,547)
(1,308,140)
(2,358,667)
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純資産(注1)
(うち資本金)
(うち資本剰余金)
(うち利益剰余金)
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241,513,547
(246,819,120)
(△6,997,523)(注2)
(1,691,950)
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243,957,609
(246,819,120)
(△4,397,262)
(1,535,750)
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(イ) 損益計算書
区分
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19事業年度
千円
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(18事業年度)
千円
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経常費用
(うち国立劇場公演等事業費)
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16,364,642
(7,452,105)
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15,846,501
(7,432,162)
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経常収益
(うち運営費交付金収益)
(うち事業収入)
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16,316,197
(10,837,604)
(4,401,017)
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16,353,072
(10,562,913)
(4,813,630)
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経常利益(△経常損失)
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△48,445
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506,571
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臨時損失
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2,339
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16,206
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||
臨時利益
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207,174
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18,877
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住民税
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190
|
190
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当期純利益
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156,199
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509,052
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目的積立金取崩額
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50,307
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−
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当期総利益
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206,507
|
509,052
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(利益の処分)
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||||
(当期未処分利益)
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||||
当期総利益
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206,507
|
509,052
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(積立金振替額)
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||||
施設整備事業積立金
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270,078
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−
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||
(利益処分額)
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積立金
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476,586
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238,974
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||
独立行政法人通則法第44条第3項により主務大臣の承認を受けた額
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||||
施設整備事業積立金
|
−
|
270,078
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(ウ) 主な業務実績
区分
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19事業年度
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(18事業年度)
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伝統芸能の公開
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公演数
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185公演
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185公演
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入場者数
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498千人
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551千人
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現代舞台芸術の公演
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公演数
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32公演
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33公演
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入場者数
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176千人
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179千人
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なお、この法人について検査した結果、「第3章 個別の検査結果」に「広報誌の調達方法を、購入による方法から自ら作成し発行する方法に改めることにより、経済的なものとするよう改善させたもの 」を、「第4章 国会及び内閣に対する報告並びに国会からの検査要請事項に関する報告等」に「国及び国が資本金の2分の1以上を出資している法人における談合等に係る違約金条項の導入状況等について 」及び「独立行政法人の業務、財務、入札、契約の状況について 」を掲記した。