この特別会計は、国有財産の適正かつ効率的な活用を図るため庁舎等その他の施設の用に供する特定の国有財産の整備を計画的に実施し、その経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
同特別会計の20年度の歳入歳出決算、借入金及び主な業務実績は次のとおりである。
(ア) 歳入歳出決算
歳入 | 徴収決定済額(千円) | 収納済歳入額(千円) | 不納欠損額(千円) | 収納未済歳入額(千円) |
20年度 19年度 |
192,150,366 196,933,863 |
192,150,366 196,933,863 |
— — |
— — |
歳出 | 歳出予算現額(千円) | 支出済歳出額(千円) | 翌年度繰越額(千円) | 不用額(千円) |
20年度 19年度 |
96,755,795 32,627,956 |
73,042,614 30,413,282 |
11,269,284 1,052,510 |
12,443,896 1,162,163 |
翌年度繰越額はすべて特定国有財産整備費(歳出予算現額667億9095万余円)の分である。また、不用額の主なものは特定国有財産整備費の116億7628万余円である。
(イ) 借入金
区分 | 20年度末(千円) | 19年度末(千円) |
借入金現在額(財政融資資金) | 3,293,988 | 30,838,768 |
(ウ) 主な業務実績
区分 | 20年度 | (19年度) | |||
施設跡地等の処分 | 土地 建物 |
延べ | 184千m2
31千m2 |
延べ | 305千m2
12千m2 |
施設の取得 | 土地 建物 |
延べ | 31千m2
88千m2 |
延べ | − 78千m2 |
なお、この特別会計について検査した結果、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項1件 を掲記した。