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  • 平成20年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第7 政府関係機関及びその他の団体|
  • 2 国が資本金の2分の1以上を出資している法人の決算|
  • [3] 独立行政法人、国立大学法人等の決算

独立行政法人日本学術振興会


(16) 独立行政法人日本学術振興会

 この独立行政法人は、学術研究の助成、研究者の養成のための資金の支給、学術に関する国際交流の促進、学術の応用に関する研究等を行うことにより、学術の振興を図ることを目的として設置されているものである。その資本金は20事業年度末現在で10億6358万余円(全額国の出資)となっている。
 同法人の20事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。

(ア) 貸借対照表

区分 20事業年度末
(千円)
19事業年度末
(千円)
区分 20事業年度末
(千円)
19事業年度末
(千円)
資産
うち現金及び預金
8,384,605
5,606,943
7,376,164
4,748,989
負債
うち預り補助金等
うち未払金
うち長期預り寄附金

純資産
資本金
基本金
資本剰余金(注)
利益剰余金
6,871,113
3,054,458
2,277,853
807,520
1,513,491
1,063,587
1,520
△222,273
670,658
4,704,726
2,738,845
678,339
811,190
2,671,438
1,063,587
1,520
△193,517
1,799,848
(注)  20事業年度の資本剰余金には、損益外減価償却累計額△222,255千円及び損益外減損損失累計額△1,713千円が計上されている。

 なお、20事業年度において、独立行政法人日本学術振興会法(平成14年法律第159号)第18条第3項の規定により、中期目標の期間の最後の事業年度である19事業年度末の利益剰余金17億9984万余円のうち、17億2053万余円を国庫に納付している。

(イ) 損益計算書

区分 20事業年度(千円) 19事業年度(千円)
経常費用
うち業務費
経常収益
うち運営費交付金収益
うち補助金等収益
経常利益
臨時損失
住民税
当期純利益
前中期目標期間繰越積立金取崩額
当期総利益
(利益の処分)
当期未処分利益
当期総利益
利益処分額
積立金
154,696,896
154,165,432
155,289,008
28,728,622
125,295,461
592,111

70
592,041
78,616
670,658
670,658
670,658
156,927,828
156,369,922
158,648,568
30,049,871
127,476,276
1,720,740
11,522
70
1,709,147

709,147
1,709,147
1,709,147

(ウ) 主な業務実績

区分   20事業年度 (19事業年度)
科学研究費補助事業
特別研究員の採用
交付件数
交付金額
40,126件
123,622,567千円
5,129人
39,478件
126,836,502千円
4,647人
(備考) 20事業年度の財務諸表は、21年10月21日現在のものである。

 なお、この法人について検査した結果、不当事項(574) を掲記した。