この特別会計は、登記に関する事務その他の登記所に係る事務に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
同特別会計の21年度の歳入歳出決算及び主な業務実績は次のとおりである。
(ア) 歳入歳出決算
歳入 | 徴収決定済額(千円) | 収納済歳入額(千円) | 不納欠損額(千円) | 収納未済歳入額(千円) |
21年度 20年度 |
175,750,850 189,413,962 |
175,748,212 189,413,890 |
2,581 — |
57 72 |
歳出 | 歳出予算現額(千円) | 支出済歳出額(千円) | 翌年度繰越額(千円) | 不用額(千円) |
21年度 20年度 |
171,492,108 171,785,605 |
158,949,056 161,915,485 |
5,377,895 2,648,784 |
7,165,156 7,221,335 |
なお、特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第8条第2項の規定に基づき、21年度における収納済歳入額と支出済歳出額との差引額167億9915万余円のうち、22年度の予算総則第13条に定める金額11億円を、22年度の一般会計の歳入に繰り入れることとされた。
(イ) 主な業務実績
区分 | 21年度 | (20年度) |
登記申請等取扱件数 | 14,148千件 | 15,435千件 |
登記簿謄本交付等件数 | 239,286千件 | 273,027千件 |
なお、この特別会計について検査した結果、不当事項6件((76)—(81) 参照)を掲記した。