この特別会計は、工業所有権(特許権、実用新案権、意匠権及び商標権をいう。)に関する事務に係る経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
同特別会計の21年度の歳入歳出決算及び主な業務実績は次のとおりである。
(ア) 歳入歳出決算
歳入 | 徴収決定済額(千円) | 収納済歳入額(千円) | 不納欠損額(千円) | 収納未済歳入額(千円) |
21年度 20年度 |
306,778,505 307,274,559 |
306,775,224 307,267,894 |
3,234 3,314 |
47 3,351 |
歳出 | 歳出予算現額(千円) | 支出済歳出額(千円) | 翌年度繰越額(千円) | 不用額(千円) |
21年度 20年度 |
125,142,279 125,674,495 |
109,389,975 109,486,180 |
629,263 4,776,732 |
15,123,040 11,411,582 |
不用額の主なものは事務取扱費(歳出予算現額1105億5306万余円)の147億7890万余円である。
なお、特別会計に関する法律(平成19年法律第23号)第8条第2項の規定に基づき、21年度における収納済歳入額と支出済歳出額との差引額1973億8524万余円のうち、22年度の予算総則第13条に定める金額10億4000万円を、22年度の一般会計の歳入に繰り入れることとされた。
(イ) 主な業務実績
区分 | 21年度 | (20年度) |
(特許権) | ||
出願の受理 | 344,735件 | 383,570件 |
審査請求の受理 | 254,379件 | 316,448件 |
審査 | 366,622件 | 348,333件 |
(実用新案権) | ||
出願の受理 | 9,569件 | 9,427件 |
(意匠権) | ||
出願の受理 | 31,607件 | 32,791件 |
審査 | 31,489件 | 35,219件 |
(商標権) | ||
出願の受理 | 112,095件 | 105,848件 |
審査 | 211,180件 | 217,769件 |