本州四国連絡高速道路株式会社

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（９）　本州四国連絡高速道路株式会社

　この会社は、本州と四国を連絡する自動車専用道路等の新設、改築、維持、修繕その他の管理を効率的に行うことなどにより、道路交通の円滑化を図り、もって国民経済の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的として設立されているものである。その資本金は２２事業年度末現在で４０億円（うち国の出資２６億６５２２万円）となっている。
　同会社の２２事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。

（ア）　貸借対照表

区分	22事業年度末 （千円）	21事業年度末 （千円）	区分	22事業年度末 （千円）	21事業年度末 （千円）
資産	39,273,561	38,371,687	負債	26,756,487	25,909,878
うち高速道路事業固定資産	8,258,173	8,976,488	うち道路建設関係長期借入金	3,286,000	3,700,000
			純資産	12,517,074	12,461,809
			うち資本金	4,000,000	4,000,000
			うち資本剰余金	4,000,000	4,000,000

（イ）　損益計算書

区分	22事業年度（千円）	21事業年度（千円）
経常収益	62,756,897	61,411,176
うち料金収入	55,702,756	53,576,069
経常費用	62,150,709	60,852,117
うち道路資産賃借料	36,685,492	35,838,773
経常利益	606,187	559,059
特別利益	18,222	330,536
特別損失	251,086	—
法人税、住民税及び事業税	250,436	492,509
過年度法人税、住民税及び事業税	67,622	—
当期純利益	55,264	397,086
（繰越利益剰余金の変動）
繰越利益剰余金（前期末残高）	646,623	1,164,236
別途積立金の積立て	△338,158	△914,698
当期純利益	55,264	397,086
変動額合計	△282,893	△517,612
繰越利益剰余金（当期末残高）	363,730	646,623

（ウ）　主な業務実績

区分		22事業年度		（21事業年度）
供用		3路線	173ｋｍ	3路線	173ｋｍ

　なお、この会社について検査した結果、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項１件 を掲記した。