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  • 平成30年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第7 政府関係機関及びその他の団体|
  • 2 国が資本金の2分の1以上を出資している法人の決算|
  • [2] 事業団等の決算

8 本州四国連絡高速道路株式会社


(8) 本州四国連絡高速道路株式会社

この会社は、本州と四国を連絡する自動車専用道路等の新設、改築、維持、修繕その他の管理を効率的に行うことなどにより、道路交通の円滑化を図り、もって国民経済の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的として設立されたものである。その資本金は、30事業年度末現在で40億円(うち国の出資26億6522万円)となっている。

同会社の30事業年度の貸借対照表、損益計算書及び主な業務実績は次のとおりである。

(ア) 貸借対照表

区分 30事業年度末
(千円)
29事業年度末
(千円)
区分 30事業年度末
(千円)
29事業年度末
(千円)
資産 55,638,500 53,556,186 負債 35,140,540 33,257,666
うち流動資産
36,772,493 35,940,763
うち固定負債
19,319,295 16,102,167
うち仕掛道路資産
5,996,112 4,664,469
うち道路建設関係長期借入金
9,836,000 6,515,000
      純資産 20,497,960 20,298,519
     
資本金
4,000,000 4,000,000
     
資本剰余金
4,000,000 4,000,000
     
利益剰余金
12,497,960 12,298,519

(イ) 損益計算書

区分 30事業年度(千円) 29事業年度(千円)
経常収益 79,097,857 77,647,309
うち料金収入
65,486,475 65,167,027
経常費用 78,886,795 77,355,336
うち道路資産賃借料
46,392,266 46,228,313
経常利益 211,061 291,973
特別利益 5,103,772
法人税、住民税及び事業税 14,522 60,454
法人税等調整額 2,901 1,556,881
当期純利益 199,440 3,778,409
(繰越利益剰余金の変動)    
繰越利益剰余金(当期首残高) 6,227,431 2,669,027
安全対策・サービス高度化積立金の積立て 4,841,949
別途積立金の積立て 116,940 220,005
当期純利益 199,440 3,778,409
変動額合計 4,759,448 3,558,404
繰越利益剰余金(当期末残高) 1,467,983 6,227,431

(ウ) 主な業務実績

  区分 30事業年度末 (29事業年度末)
供用
3路線 173km 3路線 173km

なお、この会社について検査した結果、本院の指摘に基づき当局において改善の処置を講じた事項1件(0599リンク参照)を掲記した。