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  • 国会からの検査要請事項に関する報告(検査要請)|
  • 会計検査院法第30条の3の規定に基づく報告書|
  • 令和元年10月|

有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達に関する会計検査の結果について


前文

参議院決算委員会において、平成30年6月18日、国家財政の経理及び国有財産の管理に関する調査のため、会計検査院に対し、有償援助(FMS)による防衛装備品等の調達の状況について会計検査を行い、その結果を報告するよう要請することが決定され、同日参議院議長を経て、会計検査院長に対し会計検査及びその結果の報告を求める要請がなされた。これに対して、会計検査院は、同月19日、検査官会議において本要請を受諾することを決定した。

本報告書は、上記の要請により実施した会計検査の結果について、会計検査院長から参議院議長に対して報告するものである。


目次

第1 検査の背景及び実施状況

1 検査の要請の内容

2 FMS調達の概要等

(1) 防衛装備品等の調達の概要
(2) FMS調達の沿革等
ア 相互防衛援助協定の概要
イ FMS調達の沿革
ウ アメリカ合衆国におけるFMSの取扱い
(3) FMS調達の概要

3 これまでの会計検査の実施状況

4 検査の観点、着眼点、対象及び方法

(1) 検査の観点及び着眼点
(2) 検査の対象及び方法

第2 検査の結果

1 FMSを含めた防衛装備品等の調達全般の状況

(1) 防衛装備品等全般における調達状況
ア 防衛装備品等全般の調達額の推移
イ FMSによる調達額等の推移
ウ 中期防衛力整備計画に基づき調達する防衛装備品等の状況
エ 防衛装備品の調達方法の選定等
オ FMSにより調達する防衛装備品の維持整備に係る調達の状況
(2) 防衛装備品等の調達を含む後年度負担額の状況等
ア 防衛装備品等の調達を含む後年度負担額の状況
イ FMS中央調達に係る後年度負担額の状況
ウ FMS中央調達における為替の影響

2 FMSによる防衛装備品等の調達の契約方法、契約手続、調達価格の設定等の状況

(1) 契約方法の状況
ア FMS中央調達の契約方法
イ FMS地方調達の契約方法
(2) 契約手続等の状況
ア FMS調達の選定
イ 調達の要求から前払金の精算までの流れ
ウ 前払金に係る資金の流れ
エ CLSSAにおけるケースの終結等に係る手続
(3) 調達価格の設定等の状況
ア FMS調達に係る契約額の構成
イ 防衛装備品等の見積調達価格の設定等
ウ 手数料等の設定
エ 日本及びアメリカ合衆国における防衛装備品等の調達単価の状況

3 FMS調達に係る防衛装備品等の受領及び前払金の精算の状況

(1) FMS調達に係る防衛装備品等の受領の状況
ア 防衛装備品等の受領手続
イ 前払金の精算手続等
ウ LOAを取り交わした後のケースの進捗状況
エ 29年度末時点における防衛装備品等の未納入の状況
オ 受領検査の実施状況等
カ 出荷促進等の実施状況
(2) FMS調達に係る前払金の精算状況等
ア FMS調達に係る前払金の精算状況
イ 残余資金等の返済請求等の状況
ウ FMS調達に係るケースの集約化への対応状況

4 防衛省におけるFMS調達の改善に向けた取組の状況

(1) 合衆国政府との協議の状況等
ア 合衆国政府との協議の状況
イ 各国との連携の状況
(2) 防衛省における取組の状況
ア 調達価格の透明性の確保に向けた取組の状況
イ 納入遅延に対する取組の状況
ウ 精算遅延に対する取組の状況
エ 計算書と受領検査調書との適切な照合に向けた取組の状況

第3 検査の結果に対する所見

1 検査の結果の概要

2 所見

別図表等

  • 本文及び図表中の金額は、原則として、表示単位未満を切り捨てているため、図表中の金額を集計しても計が一致しないものがある。
  • 本文及び図表中の割合は、原則として、小数点第2位以下を四捨五入しているため、図表中の割合を集計しても計が一致しないものがある。
  • 図表中の金額欄の「0」は単位未満あり、「-」は皆無を示す。

事例一覧

[誘導弾構成品の修理等について]

<事例1>

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<事例5>