日本専売公社盛岡工場ほか12箇所の社有倉庫で、たる詰め葉たばこの積付け等が適切でないなどのため、利用効率が低くなっていると認められる事例が見受けられたので積付け面積の拡大を図ることなどにより、経費の節減を図る要があると認め、昭和54年12月に是正改善の処置を要求した。
これに対し、日本専売公社では、54年12月、支部局長に対し社有倉庫の利用効率を高めるよう通達を発し、各倉庫管理者に対し具体的な積付け方法等を指示した。その結果、盛岡工場ほか12箇所の葉たばこ倉庫においては、通路の整理統合等により積付け面積を拡大し、また、盛岡工場ほか2箇所の葉たばこ倉庫においては、保管棚(だな)を改作し、貯蔵量を増加させる処置を講じた。