国立学校特別会計

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（１６）　文部科学省所管　国立学校特別会計

　この特別会計は、国立学校の充実に資するとともに、その経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
　同特別会計の１３年度の歳入歳出決算、借入金等及び主な業務実績は次のとおりである。

１　歳入歳出決算

区分	13年度	(12年度)
	千円	千円
（歳入）
徴収決定済額	2,996,711,103	3,182,317,371
収納済歳入額	2,973,632,506	3,157,033,317
不納欠損額	21,679,798	24,199,915
収納未済歳入額	1,398,798	1,084,138
（歳出）
歳出予算現額	3,347,564,811	3,137,843,474
支出済歳出額	2,854,182,628	2,872,311,986
翌年度繰越額	442,776,336	230,418,376
不用額	50,605,845	35,113,111

　不納欠損額の主なものは授業料及入学検定料（徴収決定済額３５９７億８０９６万余円）の２１６億６１５５万余円である。翌年度繰越額の主なものは、改革推進公共投資施設整備費（歳出予算現額３８０２億０００１万余円）の３７３６億１１６５万余円及び施設整備費（同４０７８億９０９７万余円）の６８１億９３８９万余円である。また、不用額の主なものは、国立学校（同１兆５６７３億０３３０万余円）の２２９億７２７２万余円、産学連携等研究費（同７６６億０７０２万余円）の１７５億７２５６万余円及び大学附属病院（同６１２７億３５９８万余円）の６６億２５５９万余円である。

２　借入金等

区分	13年度末	(12年度末)
	千円	千円
借入金現在額	1,029,907,476	1,037,210,206
（財政融資資金）
積立金現在額	23,681,907	23,681,907
特別施設整備資金現在額	5,249,895	8,030,327

３　主な業務実績

区分	13年度末	(12年度末)
（国立大学等における教育、研究）
国立大学	99校	99校
国立短期大学	2校	2校
国立高等専門学校等	55校	55校
大学共同利用機関等	17箇所	17箇所
（国立大学医学部附属病院等の運営）
附属病院	57箇所	59箇所

　なお、この特別会計について検査した結果、「第３章　個別の検査結果」に「職員の不正行為による損害が生じたもの」 及び「大学病院における診療費に係る債権管理及び歳入徴収の事務を適切に行うよう改善させたもの」 を、「第４章　特定検査対象に関する検査状況」に「特別会計の決算分析について」 を掲記した。