平成17年11月から18年10月までの間に、会計検査院法第30条の2の規定により国会及び内閣に報告した事項は5件あり、それぞれの報告事項名、報告年月日及び報告事項の「第3章個別の検査結果」における掲記の状況は、次表のとおりである。
表 会計検査院法第30条の2の規定により国会及び内閣に報告した事項
報告事項名
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報告年月日
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報告事項の第3章における掲記の状況
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1
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土地改良負担金総合償還対策事業のために国庫補助金により造成された土地改良負担金対策資金について、資金規模を資金需要に対応したものに改めるよう農林水産大臣に対して改善の処置を要求したもの
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18年7月13日
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「意見を表示し又は処置を要求した事項」
として掲記
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2
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高速道路の建設事業に係る入札・契約制度の見直しの状況等について
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18年10月11日
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3
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成田国際空港株式会社における空港施設等の整備事業に係る入札・契約の実施状況等について
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18年10月11日
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4
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関西国際空港の経営において、長期有利子債務の確実な償還を図り、安定的な経営基盤を確立するため、経営改善に努めることが必要な事態について
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18年10月11日
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「特に掲記を要すると認めた事項」
として掲記
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5
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財投機関における財政投融資改革後の財務状況と特殊法人等改革に伴う財務処理の状況について
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18年10月18日
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上記の表に掲げた報告事項のうち「第3章 個別の検査結果」に掲記した2件を除く3件についての概要は、次のとおりである。