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  • 令和2年度|
  • 第6章 歳入歳出決算その他検査対象の概要|
  • 第2節 歳入歳出決算等検査対象別の概要|
  • 第1 歳入歳出決算|
  • 2 特別会計

12 自動車安全特別会計


(12) 国土交通省所管 自動車安全特別会計

この特別会計は、自動車損害賠償保障事業、自動車検査登録等事務、自動車事故対策事業及び空港整備事業等に関する国の経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。

同特別会計は、保障、自動車検査登録、自動車事故対策及び空港整備の4勘定に区分して経理されており、その勘定別の2年度の歳入歳出決算、損益、繰越金、基金、借入金及び主な業務実績は次のとおりである。

ア 保障勘定

(ア) 歳入歳出決算

歳入
徴収決定済額(千円) 収納済歳入額(千円) 不納欠損額(千円) 収納未済歳入額(千円)
2年度 65,352,258 63,353,159 367,350 1,631,748
元年度 65,467,336 63,003,277 1 2,464,058
歳出
歳出予算現額(千円) 支出済歳出額(千円) 翌年度繰越額(千円) 不用額(千円)
2年度 2,509,271 1,589,891 919,379
元年度 2,876,338 1,850,401 1,025,936

(イ) 損益

区分
2年度(千円) 元年度(千円)
利益 4,961,705 5,990,932
  (うち前年度繰越未経過賦課金 1,501,458) (うち前年度繰越未経過賦課金 1,512,826)
 
(うち賦課金
1,478,355)
(うち賦課金
1,823,960)
損失 4,208,059 5,341,199
 
(うち次年度繰越未経過賦課金
1,256,751)
(うち次年度繰越未経過賦課金
1,501,458)
 
(うち未収金償却引当損
697,305)
(うち未収金償却引当損
975,759)
利益金
(△損失金)
(利益金又は損失金の処理)
753,646 649,733
(翌年度に繰越利益として整理
924,487)
(翌年度に繰越利益として整理
909,496)
(翌年度に基金を減額して整理
170,841)
(翌年度に基金を減額して整理
259,763)

(ウ) 繰越金

区分
2年度末(千円) 元年度末(千円)
繰越利益の額
122,793,534 121,884,038

(エ) 基金

区分
2年度末(千円) 元年度末(千円)
基金残額
13,476,297 13,736,060

(オ) 主な業務実績

区分
  2年度 (元年度)
保障金等の支払
件数
426件 628件
 
金額
547,544千円 718,461千円
経過措置としての保険金支払
     
再保険金及び保険金の支払
件数
40件 53件
 
金額
146,038千円 138,548千円

イ 自動車検査登録勘定

(ア) 歳入歳出決算

歳入
徴収決定済額(千円) 収納済歳入額(千円) 不納欠損額(千円) 収納未済歳入額(千円)
2年度 55,426,172 55,426,172 0
元年度 53,702,218 53,701,935 283
歳出
歳出予算現額(千円) 支出済歳出額(千円) 翌年度繰越額(千円) 不用額(千円)
2年度 39,292,202 36,575,829 180,330 2,536,042
元年度 37,954,653 33,290,577 1,648,259 3,015,816

(イ) 主な業務実績

区分
2年度 (元年度)
自動車の検査
25,683千件 25,250千件
(うち有料分) (25,624千件) (25,196千件)
自動車の登録
15,399千件 16,038千件
(うち有料分) (15,112千件) (15,706千件)

ウ 自動車事故対策勘定

(ア) 歳入歳出決算

歳入
徴収決定済額(千円) 収納済歳入額(千円) 不納欠損額(千円) 収納未済歳入額(千円)
2年度 16,402,793 16,402,793
元年度 15,574,363 15,574,363
歳出
歳出予算現額(千円) 支出済歳出額(千円) 翌年度繰越額(千円) 不用額(千円)
2年度 16,436,478 14,203,425 988,362 1,244,690
元年度 15,566,074 13,913,149 1,246,700 406,224

(イ) 損益

区分
2年度(千円) 元年度(千円)
利益 6,596,023 6,998,830
 
(うち一般会計より受入
4,867,741)
(うち一般会計より受入
4,969,000)
  (うち利子収入 1,615,423) (うち利子収入 1,907,453)
損失 13,817,465 13,543,593
 
(うち独立行政法人自動車事故対策機構運営費交付金
7,378,083)
(うち独立行政法人自動車事故対策機構運営費交付金
7,317,077)
損失金
(損失金の処理)
7,221,442
(翌年度に基金を減額して整理)
6,544,763
(翌年度に基金を減額して整理)

(ウ) 基金

区分
2年度末(千円) 元年度末(千円)
基金残額
620,455,623 627,000,386

(エ) 主な業務実績

区分
  2年度 (元年度)
自動車事故対策計画に基づく助成
件数
3,500件 3,732件
 
金額
13,359,304千円 13,243,637千円

エ 空港整備勘定

(ア) 歳入歳出決算

歳入
徴収決定済額(千円) 収納済歳入額(千円) 不納欠損額(千円) 収納未済歳入額(千円)
2年度 561,141,101 515,328,643 1,252 45,811,204
元年度 570,257,888 551,447,690 730,960 18,079,237
歳出
歳出予算現額(千円) 支出済歳出額(千円) 翌年度繰越額(千円) 不用額(千円)
2年度 515,254,478 381,473,482 79,172,117 54,608,878
元年度 522,136,147 450,526,045 56,374,040 15,236,061

収納未済歳入額の主なものは、空港使用料収入(徴収決定済額1027億4135万余円)の454億2491万余円である。また、翌年度繰越額の主なものは、空港整備事業費(歳出予算現額2002億8366万余円)の563億3416万余円、航空路整備事業費(同443億5864万余円)の101億9458万余円及び北海道空港整備事業費(同228億6238万余円)の64億1484万余円である。不用額の主なものは、空港整備事業費の315億4954万余円、空港等維持運営費(同1512億5812万余円)の166億9922万余円及び北海道空港整備事業費の17億8999万余円である。

(イ) 借入金

区分
2年度末(千円) 元年度末(千円)
借入金現在額(財政融資資金等)
515,270,799 496,382,136

(ウ) 主な業務実績

区分
2年度 (元年度)
(直轄事業)    
滑走路の新設及び延長
2空港 2空港

なお、この特別会計について検査した結果、不当事項1件((110)参照)及び意見を表示し又は処置を要求した事項1件(0314リンク参照)を掲記した。