国営土地改良事業特別会計

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（２８）　農林水産省所管　国営土地改良事業特別会計

　この特別会計は、国が行う土地改良事業の工事に関する経理を一般会計と区分して行うため設置されているものである。
　同特別会計の１３年度の歳入歳出決算、借入金及び主な業務実績は次のとおりである。

１　歳入歳出決算

区分	13年度	(12年度)
	千円	千円
（歳入）
徴収決定済額	620,222,668	658,474,648
収納済歳入額	620,185,037	658,473,793
収納未済歳入額	37,631	855
（歳出）
歳出予算現額	740,616,299	762,782,212
支出済歳出額	602,791,719	636,280,923
翌年度繰越額	128,095,991	113,709,538
不用額	9,728,589	12,791,751

　翌年度繰越額の主なものは、改革推進公共投資土地改良事業費（歳出予算現額４９８億３９５７万余円）の４９１億２５２４万余円、土地改良事業費（同２８００億９７４９万余円）の４３５億３６９６万余円及び改革推進公共投資北海道土地改良事業費（同２５１億０５５５万余円）の２２５億３９８５万余円である。

２　借入金

区分	13年度末	(12年度末)
	千円	千円
借入金現在額	1,025,402,811	1,067,368,276
（財政融資資金）

３　主な業務実績

区分	13年度	(12年度)
かんがい排水事業	145地区	146地区
総合農地防災事業	24地区	23地区
農用地再編開発事業	28地区	37地区
干拓事業	3地区	4地区

　なお、この特別会計について検査した結果、「第３章　個別の検査結果」に「移転補償額の算定に係る業務委託契約において、実施されていない業務について委託費を支払っていたもの」 及び「鉄塔の移転補償契約の実施に当たり、鉄塔の地中部分が撤去されていないのに補償額全額を支払っていたもの」 を、「第４章　特定検査対象に関する検査状況」に「タ張シューパロダム建設事業に伴う損失補償等の実施について」 及び「特別会計の決算分析について」 を掲記した。