- 会計名及び科目
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一般会計 (組織)経済産業本省
(項)クールジャパン推進費
(組織)中小企業庁
(項)経営革新・創業促進費
- 部局等
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経済産業本省、中小企業庁、2経済産業局
- 補助の根拠
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予算補助
- 補助事業者(事業主体)
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県1、会社等4、計5補助事業者
(2会社等)
- 間接補助事業者(事業主体)
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3会社
- 補助事業
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商業・サービス競争力強化連携支援事業、ものづくり・商業・サービス新展開支援事業、商店街活性化・観光消費創出事業等
- 事業費の合計
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212,855,467円
- 補助対象事業費の合計
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192,926,520円
- 上記に対する国庫補助金交付額の合計
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124,109,810円
- 不当と認める補助対象事業費の合計
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43,627,674円
- 上記に対する不当と認める国庫補助金相当額の合計
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27,183,845円
1 補助金等の概要
経済産業省所管の補助事業等は、地方公共団体、会社等が事業主体となって実施するもので、同省は、この事業に要する経費について、直接又は間接に事業主体に対して補助金等を交付している。
2 検査の結果
本院は、合規性等の観点から、13都道県、31市町村及び343会社等において、実績報告書、決算書等の書類によるなどして会計実地検査を行った。このほか、一部の地方公共団体等について、資料の提出を求めてその内容を確認するなどして検査した。
その結果、5会社等が事業主体となって実施した商業・サービス競争力強化連携支援事業、ものづくり・商業・サービス新展開支援事業、商店街活性化・観光消費創出事業等に係る国庫補助金27,183,845円が不当と認められる。
これを不当の態様別に示すと次のとおりである。
(1) 補助の対象とならないもの
2件 不当と認める国庫補助金 6,539,269円
(2) 補助金の交付額の算定が適切でなかったもの
1件 不当と認める国庫補助金 16,807,204円
(3) 補助の目的外に使用していたもの
1件 不当と認める国庫補助金 2,337,372円
(4) 補助対象事業費を過大に精算していたもの
1件 不当と認める国庫補助金 1,500,000円
また、不当の態様別・事業主体別に掲げると次のとおりである。
(1) 補助の対象とならないもの
(2) 補助金の交付額の算定が適切でなかったもの
(3) 補助の目的外に使用していたもの
(4) 補助対象事業費を過大に精算していたもの