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  • 平成25年度 |
  • 第3章 個別の検査結果 |
  • 第1節 省庁別の検査結果 |
  • 第9 厚生労働省 |
  • 不当事項 |
  • 補助金

補助事業の実施及び経理が不当と認められるもの


会計名及び科目
一般会計 (組織)厚生労働本省 (項)医療提供体制基盤整備費
(項)医療保険給付諸費(平成19年度以前は、(項)国民健康保険助成費)
(項)高齢者等雇用安定・促進費
(項)保育所運営費
(項)子ども・子育て支援対策費(平成22年度は(項)地域子育て支援対策費、21年度以前は年金特別会計(児童手当勘定)(項)児童育成事業費)
(項)生活保護費
(項)障害保健福祉費
(項)介護保険制度運営推進費
(項)厚生労働科学研究費
(項)東日本大震災復旧・復興高齢者等雇用安定・促進費
労働保険特別会計(雇用勘定)  (項)地域雇用機会創出等対策費
年金特別会計(子どものための金銭の給付勘定)
(項)育成事業費(平成23年度以前は、年金特別会計(児童手当及び子ども手当勘定)(項)児童育成事業費)
(項)子どものための金銭の給付交付金
部局等
厚生労働本省、関東信越厚生局、国立がんセンター(平成22年4月1日以降は独立行政法人国立がん研究センター)、34都道府県
補助等の根拠
国民健康保険法(昭和33年法律第192号)、児童福祉法(昭和22年法律第164号)、次世代育成支援対策推進法(平成15年法律第120号)等
補助事業者等
(事業主体等)
道、県12、市109、区2、町17、村4、法人1、研究者3、計149補助事業者等(道、県9、市109、区2、町17、村4、法人1、研究者3、計146事業主体等)
間接補助事業者等
(事業主体)
市6、町2、法人1、計9間接補助事業者等
国庫補助金等
療養給付費負担金、財政調整交付金、障害者自立支援給付費負担金等
上記の国庫補助金等交付額の合計
416,319,385,575円
不当と認める国庫補助金等交付額の合計
2,355,231,733円

1 補助金等の概要

厚生労働省所管の補助事業は、地方公共団体等が事業主体又は保険者となって実施するもので、同省は、この事業に要する経費について、直接又は間接に事業主体等に対して補助金等を交付している。

2 検査の結果

本院は、合規性等の観点から、国庫補助金等の交付額の算定が適切に行われているかなどに着眼して、44都道府県、733市区町村、2一部事務組合、1広域連合及び78法人等において、実績報告書等の書類によるなどして会計実地検査を行った。

その結果、10道県、135市区町村、5法人等、計150事業主体等(うち5事業主体等が補助事業者等と間接補助事業者の両方に該当する。)が療養給付費負担金、財政調整交付金、障害者自立支援給付費負担金等を受けて実施した事業等において、補助金等が過大に交付されているなどしていて、これらに係る国庫補助金2,355,231,733円が不当と認められる。

これを補助金等別に掲げると次のとおりである。