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  • 平成28年度|
  • 第3章 個別の検査結果|
  • 第1節 省庁別の検査結果|
  • 第7 文部科学省|
  • 不当事項|
  • 補助金

補助事業の実施及び経理が不当と認められるもの


会計名及び科目
一般会計 (組織)文部科学本省
(項)初等中等教育等振興費
(項)義務教育費国庫負担金
(項)独立行政法人国立高等専門学校機構施設整備費
(項)私立学校振興費
(項)国立大学法人施設整備費
(項)公立文教施設整備費
(項)沖縄振興交付金事業推進費
(組織)文化庁
(項)文化財保存事業費
東日本大震災復興特別会計
(組織)文部科学本省
(項)教育・科学技術等復興政策費
(項)私立学校振興費
(項)公立文教施設整備費
部局等
文部科学本省、文化庁、15都県
補助等の根拠
義務教育費国庫負担法(昭和27年法律第303号)、義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律(昭和33年法律第81号)、文化財保護法(昭和25年法律第214号)等、予算補助
補助事業者等
事業主体
県9、市12、区1、町5、独立行政法人1、国立大学法人3、学校法人6、公益財団法人1、会社1、計39補助事業者等
間接補助事業者等(事業主体)
市1、町1、計2間接補助事業者等
国庫補助金等
学校施設環境改善交付金、独立行政法人国立高等専門学校機構施設整備費補助金、公立学校施設整備費負担金等
上記の国庫補助金等交付額の合計
245,039,103,754円
不当と認める国庫補助金等交付額の合計
952,172,004円

1 補助金等の概要

文部科学省所管の補助事業は、地方公共団体等が事業主体となって実施するもので、同省は、この事業に要する経費について、直接又は間接に事業主体に対して補助金等を交付している。

2 検査の結果

本院は、合規性等の観点から、補助対象経費の算定が適正に行われているかなどに着眼して、36都道府県、319市区町村、1独立行政法人、36国立大学法人等、107学校法人、26宗教法人、20公益財団法人、4会社及び14団体等において、実績報告書等の書類によるなどして会計実地検査を行った。

その結果、9県、20市区町、1独立行政法人、3国立大学法人、6学校法人、1公益財団法人、1会社、計41事業主体が学校施設環境改善交付金、独立行政法人国立高等専門学校機構施設整備費補助金、公立学校施設整備費負担金等を受けて実施した事業において、補助金等が過大に交付されているなどしていて、これらに係る国庫補助金952,172,004円が不当と認められる。

これを補助金等別に掲げると次のとおりである。